新緑が目に鮮やかな季節となりましたね。皆様、お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。
わたし、水口涼香と申します。京都の老舗和菓子屋で長らく接客の仕事をしておりましたが、二年ほど前にメールオペレーターの仕事へと転職し、今は自宅でパソコンに向かう毎日を過ごしております。在宅でのお仕事は、家庭との両立もしやすいものですから、おかげさまで毎日、心穏やかに過ごさせてもらっていますの。
新しい一歩を踏み出す時は、誰しも心をときめかせつつも、ちょっぴり不安を感じるものですね。特に、パートの面接となると、「わたしの想いがちゃんと伝わるかしら」「採用担当の方に、良い印象をお持ちいただけるかしら」と、お悩みになる方も少なくないかと思います。
わたしも、今の仕事に出会うまでは、いくつか面接を経験いたしました。和菓子屋での接客経験しかございませんでしたから、最初はパソコンを使うお仕事に不安もございましたよ。けれど、いくつか「お作法」を心得ていたおかげで、新しいご縁をいただくことができましたの。本日は、わたしの経験も交えながら、採用担当の方のお心に響くパート面接の「こつ」をお話しできればと願っております。どうか、肩の力を抜いて、お読みいただけますと嬉しいですわ。🍵
さて、面接の扉を開く、一番最初のお作法は、やはり第一印象でございますね。初めてお会いする方に、ご自身の魅力を最大限にお伝えするためには、見た目の印象が大切になります。
まずは、何より「身だしなみ」が大切ですね。高価なものを身につける必要はございませんよ。清潔感がございましたら、それで十分でございます。例えば、しわのないお洋服に、きちんと整えられた髪、そして控えめなメイク。これだけで、相手の方に「この方はきちんとした方なのだな」と、安心感をお持ちいただけます。わたしはいつも、面接の前夜にはお洋服を準備し、鏡の前で軽くお辞儀の練習もしておりましたえ。
そして、「お顔の表情」も、とても大切な要素だと思っております。少し口角を上げるだけで、お顔の印象はずいぶん明るく映るものです。わたしは緊張するとつい強張ってしまいがちでして、面接室に入る前には深呼吸をし、「今日は良いご縁をいただけますように」と、心の中でそっと念じておりました。目が合うたびに、にこやかな表情を心がけるだけで、相手の方も話しやすいと感じてくださるはずですわ。
言葉遣いも、和菓子屋でお客様をお迎えする時と同じように、丁寧さを意識いたしました。「ありがとうございます」「恐れ入ります」といった、感謝や謙遜の気持ちを伝える言葉は、お相手への敬意を示すものですね。わたしは京都で生まれ育ちましたから、時折、柔らかい京ことばの響きが残っているのかもしれません。それが、かえって親しみやすさを感じていただけた、なんておっしゃっていただくこともございましたよ。
さて、ご自身の魅力と意欲を伝えるためには、志望動機をどうお話しするかが大切になってまいりますね。面接で必ずお尋ねになるのが、「なぜ、このお仕事に応募されたのですか?」という志望動機でございます。ここでは、ご自身の言葉で、具体的なお気持ちをお伝えすることが肝心かと存じます。
ただ「家から近いから」「時間が合うから」というだけでなく、その会社のどのような点に心を惹かれたのか、募集されているお仕事のどのような部分に興味を持ったのかを、きちんと調べておくと良いでしょう。例えば、わたくしがいつも拝見しているpcwork.jpさんのような求人サイトで、その会社の「在宅でのお仕事に力を入れている」という記事を拝見し、「子育て中のわたしでも、これまでの経験を活かしながら、長く勤められそうだと思いました」と、具体的なお言葉で伝えるのが良いですね。
そして、ご自身のこれまでの経験が、そのお仕事にどう活かせるのか、という視点も加えてお話ししてみましょう。わたしの場合は、和菓子屋での接客経験しかございませんでしたが、そこで培われた「お客様のお気持ちを察する力」や「丁寧に言葉を紡ぐ力」は、メールオペレーターとしてお客様とテキストでやり取りをする際にも、きっとお役に立てるはずだとお話しいたしました。正直、最初はパソコン操作には自信がございませんでしたけれど、その分、「新しいことを学ぶ意欲」は誰にも負けません、という熱意もお伝えしたものです。
もし未経験の分野でいらっしゃっても、これまでのお仕事や、家事、育児の中で培われた経験は、必ず新しいお仕事に役立つはずでございます。例えば、「家計簿をつけていて、数字を扱うことが好きなので、データ入力のお仕事に興味がございます」とか、「子どもの学校の役員で、たくさんの保護者の方と連絡を取り合っていた経験がございますので、コミュニケーションスキルには自信がございます」など、ご自身の強みを具体例を交えてお話しできますと、ぐっと説得力が増すことと存じます。
新しいご縁をいただいた日のこと🌸:和菓子屋からメールオペレーターへ
今から二年前の初夏、青もみじが目に鮮やかな頃でした。わたしは、京都市下京区にございます、在宅専門のメールオペレーター会社さんの面接に伺いましたの。当時は和菓子屋で週に五日、開店から閉店まで働く生活でしたから、通勤に片道40分もかかっておりました。ですから、在宅ワークには大変魅力を感じておりましたえ。時給も当時の和菓子屋の1,100円から、1,350円へとアップするお話でしたので、経済的な面でも、わたくしには大きな変化でございました。
面接の折には、わたしは正直に申し上げました。「パソコン操作は、恥ずかしながら人並み程度でございます。ですが、お客様のお心に寄り添うこと、そして丁寧な言葉遣いには自信がございます。和菓子屋でお客様との一期一会を大切にしてきたように、パソコン越しであっても、画面の向こうのお客様へ、心を込めて対応させていただきます」と、はっきりと。
面接官の方は、わたしの話にじっと耳を傾けてくださったのです。そして、「水口さんのようなお心遣いができる方が、在宅で全国のお客様の笑顔を支えてくださるのは、大変心強いです」と温かくおっしゃってくださったのが、今でもはっきりと心に残っております。その日、採用が決まりまして、わたしは新しい一歩を踏み出すことができましたのね。
この経験から、わたしが実感いたしましたのは、完璧なスキルよりも「人柄」や「熱意」が、いかに大切かということでした。未経験の分野でも、これまでの経験と、これから学んでいこうとする前向きな姿勢が伝わりますと、きっと良いご縁に繋がるはずでございます。
最後に、質問への対応と、面接に臨む心構えについて、少しお話しさせてくださいね。面接中には、さまざまな質問が飛んでまいります。焦らず、落ち着いてご自身の言葉でお答えすることが大切です。
もし、ご自身の短所についてお尋ねになられた時には、ただ短所を羅列するだけでなく、「改善しようと努力していること」や「短所が、かえって長所につながる可能性」を添えてお話しできますと、より良い印象を与えられます。例えば、「わたしは少し心配性なところがございますが、その分、お仕事では二重三重に確認する癖がつき、結果的にミスを防ぐことにつながっております」といった具合に話しますと、相手の方も安心なさるでしょう。
また、面接の終わりには、「何か質問はございますか?」と、面接官の方からお尋ねになることが多いものです。このとき、「特にございません」と答えるのは、少しばかりもったいないかもしれませんね。いくつか質問を用意しておくことで、お仕事への意欲をアピールできるかと存じます。例えば、「入社までに、何か学んでおくと良いことはございますか」とか、「チームで働くことは多いのでしょうか」など、具体的な質問を投げかけてみましょう。わたしも、入社後の具体的な業務内容や、研修制度について質問し、そのお仕事をより深く理解しようと努めたものです。
pcwork.jpの読者の皆様の中には、メールオペレーターやデータ入力といった、パソコンを使うお仕事に興味がおありでも、スキルに不安を感じていらっしゃる方もおられるかもしれませんね。正直なところ、多くの会社では、入社後にしっかりとした研修制度が整っているものですから、ご安心ください。面接の



